現代社会的体制の原理的選択、それをわたしは経済と科学の合理性に定めそれ以外の人間諸学に対峙させてきたつもりである。フーコーを読むということは、その奥であると同時にその先という、真にラディカルな思索体験である。
言葉、狂気、性……政治、権力。素材は生々しく、何人にもその拘束が粘液のごとくからみつく。
それらをいかに転倒させるか。問題は思考である。知の形である。
デモではない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
哲学思想
- 感想投稿日 : 2013年12月9日
- 読了日 : 2013年12月9日
- 本棚登録日 : 2013年4月12日
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