ーそういえば、大人ではなかった頃、自分だけの「信仰」があったなあと思う。
神様、信仰、ルール。
忠実に守る、守らなければ世界から足を踏み外してしまう、そういう設定。
その不自由さとスリルを楽しんでいた。
そして確かに大人になって「神様の気配を感じなくなった」。
これを読んだ人は自分が「丸山」だと思うか「新田」だと思うかに分かれるのではないだろうか。
私は丸山君枝に似ていて、読んでいて面映かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年4月14日
- 読了日 : 2012年4月14日
- 本棚登録日 : 2012年4月14日
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