シネマ・コミック5 魔女の宅急便 (文春ジブリ文庫 2-5 シネマ・コミック 5)

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  • 文藝春秋 (2014年1月4日発売)
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感想 : 10
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スタジオジブリの第4作(監督・脚本/宮崎駿)で、1989年に公開した同名のアニメ映画の全シーン・全セリフを載せた、文庫版のコミック。2014年に、文春ジブリ文庫/シネマ・コミックの第5弾として刊行された。
原作は、角野栄子が1985年に発表した児童文学。
映画は、前3作を大きく上回るヒットとなり、『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』(1978年)の記録を抜いて、当時、日本のアニメーション映画の興行記録を更新した。
物語は、魔女の血を受け継ぐ13歳の女の子・キキが、魔女の修行を積むために、一人で海辺の街・コリコに移り住み、空飛ぶ魔法を活かして「宅急便」の仕事をしながら、様々な人と触れ合い、成長していく姿を描いたものである。(原作とは大きく異なるという)
本作品の見どころの一つとして、舞台となった海に囲まれた美しい街の描写があるが、スウェーデンのストックホルム及びゴットランド島のヴィスビュー、及び、アイルランド、サンフランシスコ、リスボン、パリ、ナポリなどの風景を織り交ぜて使っているという。
私は個人的には、ジブリの作品の中では、メッセージ性が強いものよりも、ほのぼのとしたものが好きなのだが、本作品は、美しい風景を含めてお気に入りの作品のひとつである。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年4月11日
読了日 : 2020年4月11日
本棚登録日 : 2020年4月11日

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