植村直己 妻への手紙 (文春新書 275)

著者 :
  • 文藝春秋 (2002年10月20日発売)
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本棚登録 : 138
感想 : 13

登山に行っている最中に妻に書き綴った手紙集。
東京に居るときは豆腐屋で働く妻に養ってもらう、なにもすることのない男になる。
でも山では沢山のことを感じて、沢山の時間が膨らんでいって、その爆発するような瞬間が離れ離れのときにこそ生まれる様子が、人間らしくて、尊いと思う。そういう愛され方をしてみたい。というより、そういう愛され方でいい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日記
感想投稿日 : 2011年4月4日
読了日 : -
本棚登録日 : 2011年4月4日

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