東日本大震災以降、つぎつぎと亡くなった方の霊に憑依されたある女性の話。
その女性は小さい頃から霊感が強かったようで、自分で除霊のようなこともできていたようでした。それが震災後1年位してから次々と霊に憑依されるようになり、一度に何人もの霊に憑依される。
自分ではどうしようもなくなって、なんとかお坊さんのところに助けを求めて転がり込む。そしてお坊さんに亡くなった人がどういう人が、どういう状況でなくなったのかをできるだけ伝えて(憑依されるとその霊の感じ方を共有できるようなのです。自分の体をその霊にあけわす。すると憑依した霊が女性の身体をかりて話しだす。
お坊さんは既になくなっていること。未練を残さず成仏するべきことなどを言って成仏してもらう。
こういうことが体験としてあるのなら魂や霊魂といったものの存在を信じたくなる。
以前に「津波の霊たち」という本でも同じような話を読んだ。
未練を残して死ぬのは良くない。光をみつけたら光に向かって進め。といったところか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
精神世界の本
- 感想投稿日 : 2022年5月6日
- 読了日 : 2022年5月6日
- 本棚登録日 : 2022年5月6日
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