生活保護とあたし: あたしたちは怠け者ではありません。まずはあたしたちの日常をのぞいてみてください

  • あけび書房 (2012年12月1日発売)
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感想 : 18
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新聞で知って 図書館に予約 云か月待ってようやく読むことができました。


生活保護の実態を知らなかったので 大変勉強になりました。


生活保護はセイフティ―ネットなので 誰もが使える 安心できる制度の反面

運用や 制度設計にいろいろ問題があることがわかりました。

最低限保証のため もし 受給者が働いて 収入を得ると
その分支給額が減る。これは収入を働ける人であっても
働けないひとであっても 同じように生活できるようにと考えてできた制度であろう。

しかし 逆にみると 働いても 何の 見返りがないのである。働くことで
時間が拘束され、 いろいろ不自由を感じるのにである。

やはり月5万円くらいは 働いた方が 収入があがるとか
そういう 人の気持ちも考えたシステムになってほしいと思う。

1000万人も 生活保護受給資格者がいるなら
その数を減らすような 施策が必要だ。

また生活保護者同士の横の連携の必要性はよくわかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2013年9月9日
読了日 : 2013年9月9日
本棚登録日 : 2013年9月9日

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