新聞の書評蘭でとりあげられていたので、図書館から借りてきて読了。
面白かった。チーズとダニという話題も面白い題材だったが、文章もうまい。また出てくる人もそこそこ個性がたっている。
さて内容はというと、フランスやドイツに熟成にダニが一役かっているチーズがあるという。その過程でダニは何をしているのか、またどんな種類のダニが生息しているのか?という疑問にダニを専門とする研究者が挑むというものでした。
1。チーズを熟成する過程でダニを利用するというのは一般的でない。
2。しかしメジャーなミモレットはダニを利用している。
3。ドイツのダニチーズは絶滅しかかったが、一人のおじさんが伝承している。
4。ミモレットはポルトガルのポルトワインと相性がいいようでだ。
5。チーズからダニが発見されて、アメリカで大騒ぎになったことがある。プロセスチーズ大国だからか?
6。日本人のチーズ消費量は年間2キログラムほど。
かるいよみものとしておもしろかった。著者の他の本も読んでみたくなった。
ダニの習性のところがおもしろかった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
食文化の本
- 感想投稿日 : 2022年7月23日
- 読了日 : 2022年7月23日
- 本棚登録日 : 2022年7月23日
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