ポアロのクリスマス (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 早川書房 (2003年11月11日発売)
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本棚登録 : 1130
感想 : 121
4

「こんなクリスマスはもうこりごりですよ、まったくのところ」
ほんと、そう。せっかくの年に一度の楽しいクリスマスに、血みどろなとんでもない殺人事件が起こるなんて。しかも容疑者が家族全員だなんて、酷すぎる。
そんなせっかくのクリスマスに、休暇返上で密室殺人事件の謎解きに挑むポアロ。相変わらず飄々としながらも冷静に、そして確実に真犯人を追い詰める。

誰が真犯人なのか、色々想定しながら読み進めていたけれど、見事に大ハズレ。またもやポアロに一本取られた感じ。まさかあの人が…。
そんなこんなで最後は全てが丸く収まり、みんなの日常もなんとか良い方向へ収まって一安心。
一足早いけれどメリー・クリスマスなミステリを堪能できた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: アガサ・クリスティー
感想投稿日 : 2023年12月23日
読了日 : 2023年12月21日
本棚登録日 : 2023年12月16日

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コメント 2件

アールグレイさんのコメント
2023/12/23

こんばんは♪mofuさん
お久しぶりですね!
(^-^)/~~
クリスマスのお話、丁度いい時期に読めました。私はカタカナの名前が苦手で海外の話はあまり読みません。
情けない~(・∀・)
今、777を読んでいます。殺し屋の話、面白いです!
(((^-^)))

mofuさんのコメント
2023/12/23

アールグレイさん、こんばんは。
お久しぶりです。
せっかくなのでクリスマスにちなんだ本を、と思い選びました。私もカタカタの名前は覚えにくくて読み始めは混乱してました(^_^;)
伊坂幸太郎さんの殺し屋の本も面白いですよね。私もまた読んでみたいです。
では少し早いですが、メリー・クリスマス!

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