もったいぶって、ゆっくり読了。
やっぱりトレヴァーの短編は、どれも静かな余韻を残すから好きだ。
この本はトレヴァーの短編の中から“旅”を描いたものを選りすぐった短編集なのだとか。
いつものアイルランドは、そういえばちらほらと出てくるくらい。
フランスとかイタリアとか、イングランドが多く登場する。
いちばん心を奪われたのは『版画家』。
主人公の女性が、知的で静かで自立していて、自由で、とても格好いいのだ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
短編集
- 感想投稿日 : 2016年7月10日
- 読了日 : 2016年7月10日
- 本棚登録日 : 2016年5月15日
みんなの感想をみる