「頭がいい子の」というタイトルがあると、薄いハウツー本のようで胡散臭そうですが(苦笑)、中身はそんなことはありません。
図鑑を「杭」にして 楽しく学ぶ方法を書いています。
勉強には「体系的勉強」と「芋づる式勉強」の2種類がありと分類しています。
「体系的勉強」は文部省のカリキュラムに沿って学校で学ぶ方法のことで、学んでテストをしてと 広く 綺麗な体系に沿って学んでいく方法です。
一方、「芋づる式勉強」は、”何かひとつのことをきっかけに、興味のおもむくまま、次々に関連する知識を身につけ、情報を広げていく”というやり方です。
この”知りたい欲求”を満たしていく方法に、図鑑は ひと役かっていると説明しています。
この本で、面白かったのは、図鑑の種類を豊富さ記載いているところです。
「博物館型図鑑」と「テーマ型図鑑」に大きく2つに分けられるという話や、個性的な図鑑も たくさん紹介していました。
はじめは興味があるものから とあり、2歳の息子に「トーマス図鑑」を買いました。ボロボロになるまで、使いました。
うしろの索引から 探す事で、私が「トだと、あいうえお、かきくけこ、さしすせそ、たちつてと・・・」となぞっているうちに、「あいうえお」の順番を覚え、
「36ページだから、33、34、35、36 あった」と探す声と文字を見て数字を覚えました。
トレーシングペーパーで写し、自分なりの図鑑をつくる
幅広い年齢に おすすめの本です
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
教育
- 感想投稿日 : 2020年6月14日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2020年6月14日
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