かつて仲間の一人が失踪したグループが、再び鞍馬の夜祭に集まる。一人の画家の連作に関連する不思議な出来事をそれぞれが語り出して‥
一人一人が旅先での絵と関わりのあるような不思議な出来事を語っていくが、どれもモヤモヤとした感じで、最後もぼやかされるのが、不穏な感じをかき立てていておもしろい。
ただ、各話で盛り上げた雰囲気が最後の話につなげられていない感じがした。きれいな終わり方と思ったが、それまでの雰囲気と、どうつながっていくか期待していたのもあったので、その点は少し残念だった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年2月16日
- 読了日 : 2019年2月11日
- 本棚登録日 : 2019年2月2日
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