炊き出しの不満を言ったことから、原田左之助に新撰組の賄方にされた菅沼鉢三郎。賄方として食事を用意しつつも様々な事件に巻き込まれていく。
新撰組の料理人というタイトルに惹かれて借りて読んでみました。実際は原田左之助の話が多く、もう少し鉢三郎と日常的な感じの話があれば、よかったかなと思います。食事に話も出てくるが、もう少し深掘りや食事を元にした展開があってもとも思います。
意外に興味を惹かれたのが、本陣を転々とする際の土地の見立て方。左之助だったり、鉢三郎だったりするが、選ぶ視点や状況判断などおもしろかった。
2018年刊行だけど、渋沢篤太夫は狙ってたのか、たまたまかな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年2月5日
- 読了日 : 2022年2月3日
- 本棚登録日 : 2022年2月3日
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