ヤバい経済学 [増補改訂版]

  • 東洋経済新報社 (2007年4月27日発売)
3.59
  • (169)
  • (316)
  • (394)
  • (53)
  • (18)
本棚登録 : 3703
感想 : 333
3

相関と因果は別物。だまされないようにしっかりとデータを見極める。 子供の知能への影響は実は親の知能や教育水準、経済水準で、教育の熱心さや名前自体は影響しない、むしろ上記の条件を写す鏡のようなもの。人間を動かすのはインセンティブ。ただ、与え方を間違えるとマイナスの効果が大きい。インターネットはこれまでの取引の情報の非対称性を壊していくので、顧客側はまずはインターネットで情報を取得することを心がけよう。意図的に偽情報を流すやつもいるから、慎重に。簡単に信用しないように、ラクして儲けることはできない。 いろんなデータや分析などの記事や世の中の仕組みについては、いろんな角度やデータの背景、表現方法を注意して見る(難癖をつけるつもりで)クセづけをすれば、いろんな角度で分析出るはずだ。相撲の八百長などはいい例で、事象の特徴的な部分と人間的な特性や欲をベースに考えると見えてくるものがある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 投資関連
感想投稿日 : 2017年1月9日
読了日 : 2017年1月2日
本棚登録日 : 2017年1月2日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする