熊が人を襲うとき

著者 :
  • つり人社 (2017年5月1日発売)
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感想 : 1
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クマからの「正しい襲われ方」を解説する本です。

まず、文章としては新聞記事の引用が度々入るからなのかものすごく読みにくい(笑)
僕の意見としては、最初に「クマの生態」などとして、クマの行動の癖などを体系的にまとめ、その後実際のケースを解説していくという構成の方が読みやすいのではないかなと思いました。


解説されるクマへの対処法は実用的なものもありますが、根拠や情報量が今一つという印象でした。
根拠に関してですが、いくつかの新聞記事の引用だけで「この対策は軽傷で済んだから有用かもしれない」という書き方なので、いまいち信頼が置けない感じです。

そして情報量についてはもう少し詳しいところを知りたいなという印象でした。
例えば、「クマに遭遇した時にはクマの目そのもの視線を合わせず全体像を把握して次に取るべき対処に備えている」という記述がありますが、具体的に「クマがどんな仕草をしたらどういう意味合いなのか」といったところは書かれていません 。
クマが示すボディランゲージの意味合いや、取るべき対処についてはもう少し詳しくわかりやすく図解などを使って解説して欲しいところでした。

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感想投稿日 : 2024年1月29日
本棚登録日 : 2024年1月29日

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