2人の作家が、短歌と散文を、基本的には交互に書いている。
2人の間の文通のようでもあり、特に関係ないようでもあり。
散文は短歌の背景説明のようになっている箇所もあれば、少なくとも一見してはあまり関係ないような箇所もある。
好きなことばたち
そこでは風は、風であることを忘れてしばらく思考停止をしている
笛・太鼓・踊りの三手に分かれるとやるせなそうな人たちが笛
水滴は(…)それぞれが一番しあわせに感じる場所をゆっくり探しながら消えていく
酒蒸しのあさりの殻を積み上げてほら貝塚だ、ほら、大丈夫
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年1月23日
- 読了日 : 2024年1月21日
- 本棚登録日 : 2024年1月6日
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