前半は史上最強のF1ワールドチャンピオンのプライベートやF1への取組を取材した内容となっています。後半は写真集という構成です。
発行が2003年7月ということで、まだまだ彼が強く、勝利を重ねていた時期に出ているので、回顧録というより、現在最強の男の実態に迫るという内容になっていると思います。
翻訳がやや固い文章であるせいか、趣味の本としては全体的に読みにくいですが、シューマッハのF1生活をじっくり知りたい方には読みごたえがあると思います。一方、生い立ちやデビュー前の話、ライバルとの関係(ハッキネン、フレンツェン)については触れられていないので、副題にある全てを語るというには物足りない点もありました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2016年3月19日
- 読了日 : 2016年3月19日
- 本棚登録日 : 2016年3月19日
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