[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
江戸時代と幕末の日本を参考に現代の日本と日本人についてを分析している。
江戸時代の甲賀忍者、治安に加え、長州と薩摩の教育、地震と津波の歴史、最後に司馬文学を題材に日本と日本人を分析し、解説している。
特に印象に残っているのは明治維新の中心的立場にあった長州と薩摩の教育が正反対だったことで、長州が秀才を育てる教育であるという印象で薩摩は判断力というか、決断力といったものを重視した教育であるという印象だった。
また、司馬文学の解析はちょうど「関ヶ原」を読んでいるところだったので種本の存在や史実と創作を調べながら読み進める手法は参考になった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2018年12月22日
- 読了日 : 2016年8月13日
- 本棚登録日 : 2018年12月22日
みんなの感想をみる