[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
最終エピソード
前巻でふっきれた雄二が敵も味方も巻き込み、学年対抗の試召戦争に勝利するために作戦を立て、指揮を取るようになったおかげで膠着状態に持っていくことができた。
しかし、その作戦は高城先輩による読みと精神攻撃によって脆くも崩れさり、過去の中でも最大級の精神攻撃を受けた明久が戦力にならなくなるという事態にまで陥ってしまった。
自分のことよりも他人のことを心配する明久が自分が他人の幸福を邪魔していることに気が付き、落ち込むのは明久らしいし、そこから他人の思いを受けて立ち上がるのも明久らしいと感じたよ。
美波の隠し玉にも驚いたし、最後の最後でエロよりも仲間を優先するムッツリーニも非常にカッコよかったよ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2020年8月23日
- 読了日 : 2020年8月23日
- 本棚登録日 : 2020年8月23日
みんなの感想をみる