繁栄と衰退と: オランダ史に日本が見える (文春文庫 お 7-2)

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  • 文藝春秋 (1999年1月1日発売)
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感想 : 5
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サブタイトルに『オランダ史に日本が見える』とあるけど、ほぼオランダの勃興と衰退をスペイの衰退とイギリスの勃興が書かれている感じだったな。
所々でオランダの状況と日本の状況が似ている部分が解説されている。
これを読み、思ったことは『歴史は繰り返す』といったことだろう。
しかし、この本に書かれていた1991年の日本の問題は2014年現在では多少は進展しているのが救いだな。日本も孤立することを避け、協調することを選んだということだ。
TPPや集団的自衛権はその証ということだな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2018年12月22日
読了日 : 2014年9月14日
本棚登録日 : 2018年12月22日

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