Inferno: A Novel (Robert Langdon Book 4) (English Edition)

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  • Anchor (2013年5月14日発売)
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本棚登録 : 32
感想 : 10
3

ラングドン教授は数日間の記憶を無くした状態でフィレンツェの病院で目覚める。何故か教授は影の組織と警察に追われる。どうやらバイオテロが関係しているらしく、その鍵はダンテの神曲・地獄篇と関係があるようだ。

相変わらず「ご都合主義」満載のプロット。何故か教授だけが秘密の通路を通り抜けて追手をかわせるし、ウィルスに感染しているかもしれない?のに、犯人を追って人混みを駆け抜ける!そりゃないだろう~。

それとダンテ情報が重複して出てくるのはどうだろう。また犯人が作った詩の一節を何度も読まさせるのは困る。編集段階でもう少し工夫出来たと思う。

ただ文章だけでイタリアの街をいきいきと描く才能はやはりスゴイ。フィレンツェに行ってみたいと思わせる。ミステリーのプロットとしては雑だが、歴史+観光小説と考えればそれなりに楽しめた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: Mystery & Suspence
感想投稿日 : 2014年5月26日
読了日 : -
本棚登録日 : 2014年5月7日

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