七瀬なつみ、羽場裕一、上脇結友でドラマ化もされた作品。ドラマもとても良かったけれど、原作もやはり良い。「この本があれば育児書はいらない」と紹介されている文章も見たことがあるけれど、確かに一理あると思う。一貫しているのは、夫婦がお互いを大好きでいるということ。子育てで、子供が一番大事というのではなく、夫や妻も同じくらい大事という、当たり前のようだけれど実は難しいことが、田所家ではごくごく当たり前のこととして描かれている。あすかちゃんがかわいいのも、麻美さんが昼寝ばかりしていても締めるところは締めているところも、原点はそこにあるのだと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
子育ての本
- 感想投稿日 : 2005年9月4日
- 読了日 : 2005年9月4日
- 本棚登録日 : 2005年9月4日
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