教育改革の幻想 (ちくま新書 329)

著者 :
  • 筑摩書房 (2002年1月1日発売)
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感想 : 34

1 教育の制度疲労
・印象論・体験論にもとづく教育改革
・1999年7月 苅谷−寺脇対談
 論点1:教育内容の削減は「全員が百点」をめざす
 論点2:「自分で学びたい」という学習意欲を高めることをめざす
 論点3:学習指導要領の成果は教師たちのやりかた如何による
→しかし、データからみると成果がでていない

2 「ゆとり」と「新しい学力観」「生きる力」の教育
・「ゆとり」が必要と見る問題意識…「過度の受験競争」「授業についていけない子ども」「学ぶ意欲の欠如」

3「ゆとり」のゆくえ
・受験競争が激しいとされていた時期でも、極度の競争はデータ上見られない
4 「子ども中心主義」教育の幻惑
5 教育改革の幻想を超えて

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2018年11月18日
本棚登録日 : 2018年11月18日

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