大谷翔平 野球翔年 I 日本編2013‐2018 (文春文庫 い 57-2)

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  • 文藝春秋 (2022年3月8日発売)
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この著者の書いた他のノンフィクションに、平成野球30年の30人だったかな、そういうタイトルの話があって、かなり面白かったのと、イチロー・インタビューズも予想を裏切らなかったから、この大谷の野球翔年も、文庫で出たタイミングもよくて、読んだ。
メジャーに行ってから、MVPを獲る前の数年、結構苦しかったのだろうなと予想されるから、早くこの野球翔年の2を読みたいものだが、その前の日ハムにいた5年間の足跡を見るにつけ、あの桑田も凄かったんだけど、それにも増して、考え方が凄い奴なんだなと思う。そしてそれに加えて、その考えを実現させてしまう才能と努力、その努力をし続けられる身体と精神力は羨ましい限りだが、彼の世界一になるという思いを達成するための身体と心はどういうレベルというかどういう凄いものになるのだろう。
後から、こういう石田さんのような人たちの秀れた書き物を見て思うだけじゃなくて、自分でも可能な限り彼を観て、考えることをやりたいと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年5月4日
読了日 : 2022年5月4日
本棚登録日 : 2022年5月4日

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