ある種「救済」の物語。
不気味な序盤、お決まり?のいじめっこ、合間にはさまるヒリヒリとした瞬間、避けられない運命、ファンタジー世界を行き交いながらも足元は1人の少年の心象と残酷な現実に根付いている。
余談だけれど、手元にあるのは近くの中学校の除籍本。
とにかく多感で、理想と現実の軋轢に苦しんで、もしかしたら主人公の少年と同じ境遇に見舞われるかもしれない中学生には良い読書になったのではないかなぁ、と思ったり。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年4月4日
- 読了日 : 2023年4月4日
- 本棚登録日 : 2023年1月17日
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