Audibleにて。
すごく面白かった!
初めに作家名が挙げられ、経歴、エピソードが淡々と綴られていく。もちろんツッコミどころ大アリのエピソードもあるので、そんなときには著者のツッコミが入ってクスリとする。
中には聞いてるとき「嘘でしょ」「きもちわる」と思わず声に出しちゃうエピソードもあって、でもだからこそ高尚な存在に見えていた作家を身近に感じられて良かった。
個人的に歴史的名作を教養として知っておきたい願望があって、でもそういう作品はなんだかとっつきにくくて読みにくかった。
でもこの本を読んだ後だったら「こんな難しい話だけど全然普通に人間が書いてるんだもんな〜」と取り組みやすくなったような気がする。
後、普通にこの本から学んだこともある。
ある作家さんのローマ字日記をパチって英語で日記書いてみよっかなって思ったり。
「作家は人に残された最後の職業。他に転身できない最後の職業。服役囚でも、入院患者でも………死刑囚でもできる仕事は、作家しかない。」って言葉がお世辞抜きで刺さったり。
参考文献とか信ぴょう性とか出所とか正直気になるけど、まぁ一つの読み物として面白かったです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年6月20日
- 読了日 : 2023年6月20日
- 本棚登録日 : 2023年6月20日
みんなの感想をみる