タイトルこそ『女性の品格』の本書だが、本文中にも述べられている通り、人間の品格と言って差し支えない内容になっている。男性が読んでも大変に為になる本であった。筆者がこの本を書いた理由の2つ目に挙げられていたものとして、女性が社会進出をしていく中で権力志向によるのではなく、人間性を大切にした品格を持って欲しいとの言だった。まさにフェミニズムに代表される運動の核は、男性の価値観の中で女性が上に行くのではなく、価値観を書き換えることにあるのではないかと感じていた自分にはピッタリだった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2021年6月4日
- 読了日 : 2021年6月4日
- 本棚登録日 : 2021年6月4日
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