差別されている人達から見れば、所詮は優位に立つ白人の言うことで、特に目新しいことではないかもしれないが、著者の問題提起は少なくとも白人の側から無意識化された差別意識あぶり出して、自分たちの差別的言動への理解を深めていこうとする真摯な努力が見られるように思う。先入観は生きてきた年数だけの経験から育まれているので、そう簡単に払拭できるものではないということを、肝に命じておきたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
社会評論
- 感想投稿日 : 2023年12月17日
- 読了日 : 2023年11月25日
- 本棚登録日 : 2023年11月25日
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