神町物語の長編、いよいよ閉幕です。凄い数の登場人物で、それぞれに纏わる物語を、最終的にどう料理していくのかが見ものだったけど、こうなりますか。初めから”死”との親和性が高い内容だったけど、最後はもはや、虐殺ですね。一人称で登場する、いってみれば準主役たる面々が、ここまでこぞっていなくなるとは…ビックリしました。ってか、続編もあるみたいだけど、どうなってしまうんだろ。でも総じて、この混沌とした世界観が気に入ったし、この町で起こる他の物語も読んでみたいので、神町サーガ、まだ楽しませてもらいます。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
現代小説
- 感想投稿日 : 2016年5月12日
- 読了日 : 2016年5月7日
- 本棚登録日 : 2016年5月10日
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