そして陰謀が教授を潰した: ~青山学院春木教授事件 四十五年目の真実~ (小学館文庫 は 22-1)

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  • 小学館 (2022年1月7日発売)
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感想 : 7
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本の雑誌・ノンフ特集から、だったかな。45年前の事件につき、今なお、疑問をあきらめない姿勢は凄い。その結晶ともいうべき本書であり、内容も興味深い。性被害においては、生物学的特性などから、基本的には女性が被害者。これは多分大前提で、男性にとって不利という言い訳にならない。ただ本ケースでは、教授というある意味微妙な立場や、女性と愛人関係にあった方面からの恫喝など、単純に男女関係に帰依できない諸問題が絡んでくる。となると浮かび上がってくるのは、やっぱり司法判断への疑問ですわな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2023年7月5日
読了日 : 2023年7月4日
本棚登録日 : 2023年7月4日

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