ミライのつくり方2020―2045 僕がVRに賭けるわけ (星海社新書)

  • 星海社 (2018年4月27日発売)
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感想 : 20
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●GORO man (株)エクシヴィ 1975年生まれ。パソコン通信をしたいが、通信費が高い。それなら自宅をホスト局にするという発想。しかも中学生!自宅の電話ができなくなると困るから、開局は11時以降(^^)。そしてインターネット、x68000からWindowsの世界へ。シェアウェア作成で費用を捻出。
●wiiのリモコンを逆に使う、ポジショントラッキング。
●オキュラスの魚眼レンズを逆手に取った、最初から歪ませて表示する手法。
●日本のIT産業では既に後進国です。アメリカなどで新しいものが生まれても、言語や文化、法制度の違いがあって、なかなか日本に入ってこなくなりました。結果どんどん世界からおいていかれてしまう。世界では発売するが、日本では売ってない。こういう状況「おま国」と言います。VRをそんな状態にはしたくなかった。
●キモズム キャズムの理論の中で、最も大きな断絶となるのが、アーリーアダプターとアーリーマジョリティの間にある溝。パソコンを使うことがキモい。
●VRのOSは、意外なほど「ちょっとしか体は動かさない」、地味なものになるでしょう。人間は重力に支配されていて、手を上に持ち上げると疲れるからです。
●VRで現実をミュートできる。仕事の環境が変わる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 数学・IT・情報
感想投稿日 : 2021年1月17日
読了日 : 2021年1月17日
本棚登録日 : 2021年1月6日

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