サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福

  • 河出書房新社 (2016年9月8日発売)
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●まず「種」に分類する。繁殖力のある子孫を残す者同士が同じ種に属すると言われる。次に共通の祖先から進化した様々な種はみんな「属」と言う上位の分類になる。その属が集まると「科」になる猫科、犬科など。
●人間は直立歩行の対象に、腰痛と肩こりに苦しむことになった。女性は、腰回りを細める必要があったので、産道が狭まった。それによって赤ん坊の頭が小さい時に出産した方が良くなったので、他の動物と違い、未熟な状態で生まれることとなった。
●なぜ石器時代に人が骨髄をすすっていたのか?。まずライオンが動物を倒し貪り食う。次にハイエナが残りを漁る。その間人間は邪魔はできない。親類は食物連鎖の中程に位置を占め、ごく最近までそこに収まっていたのだ。ようやく最近になって、人類は食物連鎖の頂点へと飛躍したのであった。

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感想投稿日 : 2019年11月28日
本棚登録日 : 2017年7月1日

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