養老孟司入門 ――脳・からだ・ヒトを解剖する (ちくま新書)

著者 :
  • 筑摩書房 (2021年3月8日発売)
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●唯脳論1989
現代とは要するに脳の時代である。
お金に似たものは既に人の脳の中にあり、お金とはそれを外在化したものだと言う。
●バカの壁2003
言ってみれば、この本は私にとっての1種の実験なのです。それは本の作り方、文書の書き方に関する実験なのだ。
結局我々は自分の脳に入ることしか理解できない。つまり学問が最終的に突き当たる壁は、自分の脳だ。
●遺言2017
デジタルと不死。デジタルパターンとは永久に変わらないコピー。なんとコンピューターの中にはすでに不死が実現されている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 人物・芸能・報道
感想投稿日 : 2023年4月24日
読了日 : 2023年4月24日
本棚登録日 : 2021年6月19日

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