宇宙飛行士は見た 宇宙に行ったらこうだった!

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  • repicbook (リピックブック) (2020年11月19日発売)
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●北極星の光が地球に届くのは約430年もかかるため、豊臣秀吉が天下統一を果たす以前の北極星の光を、今の私たちが見ていること
●国際宇宙ステーションまでは8分30秒。
●宇宙条約で、月の土地を国が所有する事は禁止されているが、個人の所有については決められていないので、2700円で売りに出している会社がある。
●風船は空気がないと飛ぶことができないため、宇宙空間には届きません。
●上空に行けば行くほど温度が下がるのは対流圏だけの世界。反対に太陽から届く紫外線を吸収する時熱が発生するため、上空に行くほど温度が上がる。宇宙ステーションが飛行しているあたりで1000度ぐらいになる。
●宇宙に行けば完全に無重力空間になるわけではない。宇宙ステーションは遠心力が働いているので無重力になるだけ。
●宇宙ゴミは10センチ以上のサイズで2万個以上もあると言われている。マッハ25で飛びまわり、わずか1センチでも大きな破壊力がある。
●中には臭いがある。ギ酸エチルと言う成分が甘酸っぱい匂いを、イオンの高エネルギー振動が金属の焼けたような匂いを出している。
●宇宙では頭に血や体液が残ってしまうため、鼻づまり気味になり、風邪をひいた時のように、味がぼんやり感じられる人もいる。
●アルコールは燃えやすいため、宇宙船ではお酒は禁止。
● JAXAでは2020年10月23年ぶりとなる宇宙飛行士の募集を発表しました。採用されると月面に降り立つ初の日本人になるかもしれません。理工学部のような大学を卒業し、英語を話せる必要があります。訓練ではロシア語も必須です。宇宙ステーションに何かあった時の緊急脱出用の宇宙船がロシアのソユーズだけだから。
●ジェット機の操縦訓練をする。
●救助隊が来るまでの間冬のロシアの森で三日間宇宙船の中のものだけで野宿をして生き延びると言う訓練を行う。
●宇宙に行く前に遺書を書く必要がある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 物理科学宇宙読物
感想投稿日 : 2022年4月29日
読了日 : 2022年4月29日
本棚登録日 : 2021年8月25日

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