奥平さんと宮台というかなり異色な組み合わせ。しかしなかなか二人の対談は面白い。宮台は僕の高校の先輩にあたり、たまにそうだよねってわかる部分がある。
彼が奥平さんをリスペクトしていたんだなっていうのが、まず意外であり、ちょっとうれしいところではある。樋口さんではないのだろう。
ここでの二人の議論はたまに、しかし、かみ合っていないというか、お互いにもどかしさを抱えつつ、何とか説明しようとしているところが感じられる。特に宮台の方に。それは、彼の一人喋りが延々と数ページに渡るところで感じ取ることができるのではないだろうか?
とはいえ、この手の対談では、かなり面白く、議論内容も高度である。しかし、語り口はやさしい。新書として読めるはず。
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カテゴリ:
法律学
- 感想投稿日 : 2004年9月29日
- 本棚登録日 : 2004年9月29日
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