シィフルに住む少年ニィマールが主人公のファンタジー。第1作目。
その地では、7歳、14歳、21歳の誕生日に人が野獣に換身して
しまうことがある。
ニィマールと彼の許嫁は14歳、ニィマールの兄姉は21歳の、
それぞれの誕生日を同じ日に迎えるのだが、ニィマール以外の
3人は人の魂を残したままという特殊な状態で換身してしまう。
話者(賢者あるいはリーダーのような存在)としての訓練を受け、
その中でも最も優秀な後継候補だったニィマールはその3人のため、
彼らとともに「魂の地」を目指す旅に出ることになる。
いやー、ファンタジーって難しいですね。
その世界観やその世界の常識・ルールといったものを読者に伝える
必要があるけれど、それを説明しようとするとくどくなる場合が
あってなかなか物語に入り込めなくなったりする。
そういった意味では、この本も導入部はとても読みづらい。
残り3分の1くらいからかなー、面白くなってきたのは。
シリーズものだし、今後の展開に期待したい。
この1作目を読む限り、かなり壮大な物語になりそうだけど、
完結までどのくらいかかるんだろうなー!?
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
さ行
- 感想投稿日 : 2013年12月26日
- 読了日 : 2013年12月26日
- 本棚登録日 : 2013年12月26日
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