旅者の歌 始まりの地

著者 :
  • 幻冬舎 (2013年12月12日発売)
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本棚登録 : 211
感想 : 29
3

シィフルに住む少年ニィマールが主人公のファンタジー。第1作目。
その地では、7歳、14歳、21歳の誕生日に人が野獣に換身して
しまうことがある。
ニィマールと彼の許嫁は14歳、ニィマールの兄姉は21歳の、
それぞれの誕生日を同じ日に迎えるのだが、ニィマール以外の
3人は人の魂を残したままという特殊な状態で換身してしまう。

話者(賢者あるいはリーダーのような存在)としての訓練を受け、
その中でも最も優秀な後継候補だったニィマールはその3人のため、
彼らとともに「魂の地」を目指す旅に出ることになる。


いやー、ファンタジーって難しいですね。
その世界観やその世界の常識・ルールといったものを読者に伝える
必要があるけれど、それを説明しようとするとくどくなる場合が
あってなかなか物語に入り込めなくなったりする。
そういった意味では、この本も導入部はとても読みづらい。

残り3分の1くらいからかなー、面白くなってきたのは。
シリーズものだし、今後の展開に期待したい。
この1作目を読む限り、かなり壮大な物語になりそうだけど、
完結までどのくらいかかるんだろうなー!?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: さ行
感想投稿日 : 2013年12月26日
読了日 : 2013年12月26日
本棚登録日 : 2013年12月26日

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