東天高校文化祭初日、正体不明のDJネガポジによるラジオ放送が始まる。
DJは誰なのか、どこから放送しているのか。
それらを明かさぬまま毎時定期的に放送は続く。
初回放送時のトークゲストで、元野球部エースの山ちゃんはDJにノセられて
壊れて動かくなって長い月日が経つ大時計塔の針にボールを投げて直し、
再び動くように努力することに。
斉藤優里は山ちゃんをノセる「ダシ」に使われたことに腹を立て
DJを探しだしてひっぱたこうと思うのだが、なかなかうまくいかない。
そんな彼女だったが、ミステリ好きの文芸部・古浦の協力を得て
少しずつ謎の真相に近づいてゆく。
一方、物理部の寺沢祐馬は、DJ側の人間であるらしく、何かを企みつつ
文化祭を盛り上げるために奔走を続ける。
果たしてDJや寺沢の目的は何なのか。
ちょっと意外だったなー。でも、伏線はしっかり張られてた。
そうきますか。
最近読んだ日常の謎ジャンルでは一番面白かったかも。
青春群像劇の要素もたっぷりで読み応えあり。
後半は一気に読んじゃったよー。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
た行
- 感想投稿日 : 2012年11月18日
- 読了日 : 2012年11月18日
- 本棚登録日 : 2012年11月18日
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