江崎先生のPHPシリーズの第2作目読了。終戦後の約2年ほどの期間の話なのに、コミンテルンスパイ、GHQ(その中のビッソンやノーマンら敗戦革命派や、ウィロビー将軍のようなストロングジャパン派)、日本共産党、そして保守自由主義者などあらゆる勢力が様々な活動をしていたことから、500ページを超える超大作になっており、読むのに相当根気が要った。昭和天皇、重光葵、吉田茂、石橋湛山などの保守自由主義者のおかげでぎりぎり敗戦革命を免れることができ今の日本があるのだということを肝に銘じて生きていきたい。そしてこれは現在進行形でもあるので、保守自由主義の考えをしっかりと持って、全体主義的な考え方に染まらないような生き方をしたいし、国益が何なのかを冷静に考えていけたらよいと思う。
読書状況:読み終わった
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インテリジェンス
- 感想投稿日 : 2021年10月10日
- 読了日 : 2021年10月10日
- 本棚登録日 : 2021年7月10日
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