はじめての課長の教科書 新版

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  • ディスカヴァー・トゥエンティワン (2014年3月20日発売)
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課長(G1)になるためには

「はじめての課長の教科書」



■課長の役割

モチベーションの管理

モチベーションを高める、維持する

⇒モチベーションを高める、維持するためには

「部下が自分は大切にされている」実感をもって仕事をしている



■課長の基本スキル

・心理的安全性を高め、部下を守られていると感じる事

⇒部下の失敗などの悪い情報を上がってきやすくする、大丈夫な状況にする

⇒悪い情報が上がったときに、そのまま上司や経営者に伝えてはいけない

 (犯人が部下にならないようにすべき)

・部下を褒める、叱る

⇒褒める=感謝の意を示しつつ、進むべき方向をしっかり示す。人前で褒める(田中角栄のように)

⇒叱る=人陰で叱る、部下の面子を潰さない。叱る時はフィードバック的な意味合いで行う

・部下をコーチングし答えを引き出す

⇒コーチング=指示やアドバイスではない。「問題の答えはその人の中にある」

⇒そのための技術が「質問」。上手に質問を繰り返す。

⇒部下の価値を信じる、秘密を固く守って信頼関係を築く

⇒逆にアドバイスや指示をしてはいけない。



■避けることができない問題

・問題社員が現れる=特に能力が低い社員

⇒簡単に諦めず能力を引き出す。自信を無くしてしまっているケースが多いので、

 簡単な仕事から任せて、成功体験を積ませる。能力が低い社員を切り捨てる人はリーダーの資格はない。

・部下が「辞める」と言ってくる

⇒辞めてはいけない理由を羅列してはいけない。どうしてやめようと思ったか理解する。

⇒辞める決意が強くない部下は「真剣に話を聞いてもらいたい」サインだと受け止める。

⇒決意が固い場合には、それに気づかなかった証拠なので、反省すべき。

・心の病にかかる部下が現れる

⇒不眠症、食欲低下など心の病の兆しを発見する。

⇒職場の女性に変化があったら、すぐに教えてもらうように教えてもらう。



■課長になるために必要なこと

・人としてデカい人が成功する

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感想投稿日 : 2023年10月1日
本棚登録日 : 2023年10月1日

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