人は老いる。その時誰がケアするのか

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046533098

感想・レビュー・書評

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  • プライマリヘルスケアが革新的だというのはいまいち伝わらないが、三谷の話は考えさせられた。
    病院にいて、日常に追われると市中の実態は忘れてしまう。
    しかしこれからのことを考えると絶対に在宅で病を抱えて生きる、そうならざるを得ない。

    そもそも医療では解決出来ない話で、財政などが完全に破綻するまでは自分のこととして考えるには至らないだろう。
    当然自分も含めて。

    地方分権で解決するのか分からないが、一度は試さないと公務員と政治家の利権のために国がなくなるのも近いのか。
    色々考えると分からなくなるが、ともかく考えさせられた。

  • 表紙に迫力がある。
    思っていたよりも、いま山谷でなされている活動がきちんと網羅されていて、読んでいて自分もがんばらないと、と思わされた。
    山谷のひとたちのために働いているひとたち、みんな本気だ。入口はいろんなところがあるけど、いまではそれぞれで連携しながらホームレスのひとたちにアプローチしている。なかに入って、関係をつくっていくってこういうことやなぁと思った。
    本書で触れられている、福祉の考え方や歴史にも、興味が出たので、調べていきたいな。

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