地下鉄は誰のものか (ちくま新書 891)

著者 :
  • 筑摩書房 (2011年2月9日発売)
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本棚登録 : 464
感想 : 61
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ノンフィクション作家にしては切り込みが浅すぎる。
都営と営団の話にしても鉄道マニアならみんな常識になっている内容だし、それ以上の深い切り込みも洞察もなく、結局自分が言いたいことを本を通じて伝えているだけですな。
行政の長を目指すなら地下鉄をこうすることによってこういうふうに年が変わる、というところまで描いてほしいものだがやっぱりそういう観点はなかったんだろうな。
バカの壁とかいうのもホームが広くなったことくらいしか効果を感じないし。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年1月9日
読了日 : 2014年1月4日
本棚登録日 : 2013年11月10日

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