人生は終わったと思っていた アルコール依存症からの脱出 (朱鷺新書5 ) (朱鷺新書 5)

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  • 新潟日報事業社 (2011年12月7日発売)
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感想 : 6
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精神科病棟での決意、「どん底」体験の私小説。対人恐怖症克服の体験談。リストカット、引きこもり、薄毛についてのエッセー。依存症リハビリ施設での中年青春の日々。働けない男の社会復帰に向けてのプロセス。病気イベント「こわれ者の祭典」設立の経緯。中年結婚のびっくり話。
安吾賞新潟市特別賞受賞の秘話。
血と汗と涙と鼻水とよだれと生き恥にまみれたユーモア人生遍歴本。
アルコール依存症、ひきこもりから立ち直る経験を小説化した「窓の外は青」、対人恐怖症を克服するため森田療法を受けた経験のエッセイやこわれ者の祭典の結成についてなど、回復するためのハウツーについて、対人恐怖症を克服するためには症状が出てもそのままの自分でいい、出来ることが出来ればいい、場数が必要、上手くいかなくても経験になったと考えて良しとすること、恥をかくこと傷つくことを恐れないで経験を重ねれば余計なプライドも消えて生きられるようになっていく、今どのような状態であり、かつてどのような状態だったかを具体的に話すことは自分の心の整理になり、現実の問題に対する答えを導き出してくれる、今日1日のことだけを考えていけばいいなど、さまざまなアドバイスがもらえるので、必読ですね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年12月17日
読了日 : 2022年12月17日
本棚登録日 : 2022年12月17日

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