舞台は2140年。
寿命を伸ばすための薬「ロングライフ」が発明され人が死ぬことはなくなった時代。その為人口増加防止のために国家は法律等で子供を産むことを禁止した。
しかし、それでも子供を産むカップルが絶えない。
不法に産まれた子供は「サープラス(不必要な存在)」
として専用の施設に収容され、使用人としての訓練を叩き込まれる。主人公であるアンナはサープラスとして2歳の時に保護され今では最年長の14歳になり監督生となった。そんな中ある日異例でアンナと同い年の少年ピーターが施設に入ってくる………
最初はアンナの書く日記で始まっていて施設の生活やアンナの気持ちがものすごくリアルに書かれています。後半になってくるとアンナの気持ちの変化や施設から脱出するシーンが細かくかつスリリングにかかれています。作者の筆力が伺えます。
児童書というのもあるのか、わりかしわかりやすかったり、字が大きかったりしてすらすらと読めて1日で読み終わりました。
また、続編が出版されており今から読むのが楽しみです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年2月12日
- 読了日 : 2014年2月12日
- 本棚登録日 : 2014年2月12日
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