ごっくん青空

著者 :
  • 文藝春秋 (2011年5月16日発売)
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本棚登録 : 35
感想 : 8
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我輩の敬愛する椎名誠著 ごっくん青空 / 椎名誠 読了。文藝春秋社の「週刊文春」に連載されているエッセイ「風まかせ赤マントシリーズ」の単行本の第22弾なのであります。我輩はこのシリーズを第1弾から全て愛読しており、我が書棚には全て初版本で揃っている。

今回も49の珠玉のエッセイを楽しませて頂いたが、特に面白かったのは「正義の小便ぐるんぐるん男」と「ちかごろうまかったもの」というエッセイでしょうか。で、「正義の小便ぐるんぐるん男」でありますが、就寝中尿意が強くなった時、大人になるとまさかの発射を阻止する為に脳が働いて目覚めを促す夢を見させる事は良くある事ですよね。このエッセイは椎名さんの夢の中に出てきた「小便を円形拡散噴射式に撒き散らして宴会場のトイレに入ってきた男」のお話。これは笑えますよ!!さしずめこの男のおかげで椎名さんのまさかの発射が阻止されたので、「正義」の称号を与えているんですね!!

「もう一刻の猶予もない、やれ嬉しやと、ズボンのチャックに手をかけたところで誰か入ってきた。なんと驚いたことにそいつは入り口のところからじゃあじゃあ小便をまき散らしながら入ってきたのだ。」(同書より抜粋)

続きが気になる方は本書を買って読んで頂戴ね!!

「ちかごろうまかったもの」には小林しのぶさんという方の書かれた【送料無料】どんぶりことう本が紹介されていた。非常に気になる本なので、早速楽天で発注。届くのが楽しみです。

【Dance1988の日記】
http://d.hatena.ne.jp/Dance1988/20111215

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 椎名誠の本
感想投稿日 : 2011年12月18日
読了日 : 2011年12月15日
本棚登録日 : 2011年12月18日

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