クリスティの野心的な作品。
殺人が起こってから犯人を推理するのではなく、殺人が起こる時点へと向けて物語が進んでいくのだ。
その前に一つ殺人事件が起こるが、それすら犯人の目的を達するための一段階でしかない。
凶悪な犯人の完全犯罪は成功するのか否か。
クリスティの生み出した探偵役としては地味な存在のバトル警視だが、本作品では奮闘する。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリ・サスペンス
- 感想投稿日 : 2011年3月7日
- 読了日 : 2011年3月5日
- 本棚登録日 : 2011年3月7日
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