SF映画は作成された時代の時代感を反映する。
「2001年」が開拓精神、異文明との接触、コンピュータへの不信を描いたのに対し、この作品は月にいながら閉塞的なルーチン業務、会社(資本主義)批判(エイリアンに通じる)、コンピュータを善玉として描く部分などが明らかに対比している。
ラストをもっと作りこめばかなりの佳作になったろうに、予算が無くなったかと思うほどのあっさり感。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2012年1月2日
- 読了日 : 2012年1月2日
- 本棚登録日 : 2012年1月2日
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