正直なところ、自分には文章が難しかった。
全体の1/3も理解できただろうか、とも思うが(自分にとって)難解であるこの本を読み切ったという体験はとても掛け替えのないものになった。
とにかく読みづらかった。
この本を「わかりやすい内容」と紹介しているところもあるが、本当だろうか…わかりやすいと思って読んでる人は相当博識な人ではなかろうか…
ただ、全てがわからないということではなく、「おそらくこういう事を言っているんだろうな」というのを頭ではなく心で感じながら読んだという体験だった。
弟子たちからの質問にスイスイと答えを出す仏陀。
自分にもこんな存在が欲しいと素直にそう感じた。
なんとなくの雰囲気で全体像を感じ取ったので、岩波文庫版で挫折した人におすすめという下記の本へ避難することにする。
今枝由郎 訳
スッタニパータ ブッダの言葉
光文社古典新訳文庫
こちらも読み終えたらレビューを書き、再び岩波文庫版を読み返すなどしたい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年3月10日
- 読了日 : 2024年3月10日
- 本棚登録日 : 2024年3月10日
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