年齢的にはミドルリーダーですが、立場的にはそこにはいない自分。
育てられる側として、言い換えると「後輩力」を培うために読みました。
印象に残ったのは、マトリクスを用いた若手教師の傾向。
横軸を「仕事指向」と「実践指向」、縦軸に「力量高い」と「力量低い」を置いて、若手教師を「創造型」「実務型」「軽薄型」「依存型」の4つに分類しています。そして、それぞれの複合型になっていることがほとんどであると言っています。
自己分析をすると、私は教務・研究系は「軽薄型」(実践指向・力量低い)で、学級経営・生徒指導系は「依存型」(仕事指向・力量低い)になります…… 力量を高めることでなんとか「実務型」になれればいいなと。
さらには立場上、育成される対象にならないことを考えると、自ら学んでいくしかない。
10の原理の一つに「ミニマム・エッセンシャルズの原理」という項目があります。いかなる教師も身につけなければならない「ミニマム・エッセンシャル技術」をどの若手教員にも教え込まないといけないというものです。
詳しくは、下記の書籍に書かれています。
『生徒指導10の原理・100の原則―気になる子にも指導が通る110のメソッド』
『学級経営10の原理・100の原則―困難な毎日を乗り切る110のメソッド』
既にこれらの書籍は読んでいますが、改めて読み返そうと思いました。
自分で自分をなんとかするしかない。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年3月4日
- 読了日 : 2023年3月4日
- 本棚登録日 : 2023年2月18日
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