主な登場人物は元教員の三吾と、小学四年生の息子真司。真司の友達の隆之介、隣のクラスの茉由利。
三吾の元教員という経験からの話や、教育に対しての見解などが、興味深く、また、共感する内容だった。
三吾の父で真司の祖父である康太郎が、孫の真司との会話の際にジェネレーションギャップを感じさせるのも、康太郎の年代を感じて良い。
幻冬舎文庫の、遠藤彩見著「給食のおにいさん」シリーズを読んだことがあるが、似通ったものを感じた。
どちらも「教育」が関わる本なので、当然といえばそうである。
伽古屋圭市さんの作品を読むのは初めてでした。
面白かったです。続刊が出ることを期待します。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年6月12日
- 読了日 : 2023年6月12日
- 本棚登録日 : 2023年6月10日
みんなの感想をみる