純喫茶「一服堂」の四季

著者 :
  • 講談社 (2014年10月9日発売)
3.11
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本棚登録 : 700
感想 : 111

表紙の絵に釣られて手に取った本。
謎解きはディナーのあとでの作者とは知らず、最近ほんわか系ばかり続けて読んだから違うの読みたいなと思って借りてきた。
講談社ではなく放談社、東川篤哉ではなく東山篤哉、メタ視点が多くて新鮮だった。でも個人的にメタは好きじゃない。世間に疎いし、お話の中に現実の固有名詞が入ってくると物語の世界に入っていきづらいから。
春夏秋冬と1年で続く事件かと思いきや、最後の冬で30年も経っていることが発覚。
冬だけ始まりから違和感があったが、会話の中で出てきて驚き。万年署長が黛君とはまさか過ぎて...信じられなくて何回もページを行ったり来たりして確認した。
お話の事件解決よりも、こっちの方が衝撃が強かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2023年3月24日
読了日 : 2023年2月19日
本棚登録日 : 2023年3月24日

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