LGBTだけじゃ、ない! 「性別」のハナシ

著者 :
  • ぶんか社 (2016年10月17日発売)
4.09
  • (4)
  • (4)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 77
感想 : 7

話の内容からして最近刊行された本かなと思い奥付を見てみると、2016年。
えっ?結構前じゃない?
8年前から、もっと言うと本になるまでさらにかかっているので10年くらい前になるのかな?
そんな昔からこの手の話題があって、それに苦しんでいたり悩んでいる人がいるっていうことに驚いた。
いや、昔から居ただろうけど、こうして公の場で発言すること自体がそんなに前から成されていたことにびっくり。

著者が性欲が強いタイプらしく、裸の絵や致しているシーンが多くてそこが読みづらかった。
私自身は性欲が薄いし、そういうあからさまな表現が苦手なので好みの問題ですね。

最近声高に言われているLGBTQだけど、正確に理解している人なんてごく少数だろうし、無自覚なだけの人は多いんじゃないかな。
人によって違うことを漫画という形にしているおかげでめちゃくちゃ分かりやすい。
感覚があるから言葉によって定義するのは難しいんだろうなぁ。
当事者だからといって理解し合えるとも限らないし、改めてみると男と女だけで性別を区切ってるの大雑把すぎるね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画本・エッセイ
感想投稿日 : 2024年4月16日
読了日 : 2024年4月16日
本棚登録日 : 2024年4月16日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする